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2024/07/23

キーボードトラップ

アクセシビリティガイドライン【キーボードトラップ】を考える

キーボードトラップとは

ウェブサイトの閲覧時、キーボードを使ってナビゲーションしている際に、フォーカスが特定の領域に「閉じ込められてしまう」状態のことを指します。

【例】
・モーダルウィンドウを開いた際に【TAB】キーまたは【ESC】キーで、他の領域にフォーカスを移動できなくなる。

キーボードユーザーがコンテンツを自由に操作できなくなるため、ウェブアクセシビリティの観点から大きな問題となります。
キーボードトラップの問題は、ウェブアクセシビリティの国際規格「WCAG 2.1」の達成基準「2.1.2 キーボードトラップなし」で取り上げられています。
この基準では、キーボードインターフェイスを使ってフォーカスを移動できるコンテンツでは、そのフォーカスを外す操作もキーボードで可能にする必要があると定められています。

キーボードトラップの問題点

キーボードトラップが発生すると、ユーザーはキーボードでフォーカスを移動することができなくなります。
これにより、ウェブサイトの操作性が大幅に低下し、ユーザーエクスペリエンスが悪化してしまいます。
特に、視覚障害者やモビリティ障害者など、キーボードを主な入力手段として利用しているユーザーにとって大きな障壁となります。

キーボードトラップの解決方法

ウェブサイトを設計する際は、キーボードトラップが発生しないよう、適切な実装が必要です。
具体的には、ページ上のコンポーネントにフォーカスが移動できるようにし、そのフォーカスを外す操作もキーボードで可能にすることが重要です。
これにより、ユーザーがキーボードを使ってページ内を自由に移動できるようになります。

 

アクセシビリティを意識したウェブサイト設計には、このようなガイドラインを理解し、適切に実装することが不可欠です。

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