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2026/03/10
前回、自分のスマホで見ている順位はGoogleの「忖度(そんたく)」かもしれない、というお話をしました。
「じゃあ、シークレットモードで見れば100%正確な順位がわかるんやね!」
……そう思われた方、実はまだGoogleの手のひらの上かもしれません。
今回は、履歴を消しても、モードを切り替えても、Googleには「あなたが誰か」がバレている。
そんな恐ろしいお話、『ブラウザ指紋(フィンガープリント)』について語ります。
シークレットモードにすれば、過去の検索履歴やCookie(クッキー)はリセットされます。
しかし、Googleはあなたの「名前」を知らなくても、あなたの**「PCやスマホの個癖」**をしっかり見抜いています。
想像してみてください。
犯人が手袋をして証拠を残さなかったとしても、防犯カメラに映った「歩き方」や「服装」、「背格好」の組み合わせで、「あ、これはいつものアイツだ」と特定されてしまうようなものです。
これが、Webの世界の指紋、『ブラウザ指紋(フィンガープリント)』です。
Googleは、あなたがサイトを訪れた瞬間に、これだけの情報を一瞬でスキャンしています。
使っているOS(WindowsかMacか、iPhoneかAndroidか)
画面の解像度(大きさ)
インストールされているフォント
ブラウザのバージョン
現在のバッテリー残量や、タイムゾーン(場所)
これら一つひとつは珍しい情報ではありません。
しかし、これらを組み合わせると、数百万人に一人という精度で「あなたという個体」を特定できてしまうのです。
たとえシークレットモードで「私は誰でもない通行人ですよ」という顔をしても、Googleからは「あ、いつもの京都ホームページの社長さん、また自分のサイトを見に来たな」と、うっすらバレている可能性があるのです。
Googleがあなたを特定できているということは、シークレットモード越しであっても、「あなたが過去に何度も訪れているサイト(自社サイト)」を、無意識に優先して表示させている可能性がある、ということです。
「シークレットモードで1位だから、一般の人にも1位で見えているはずだ!」 という確信は、今の高度な追跡技術の前では、少しだけ揺らいでしまうのです。
「じゃあ、本当の順位なんて一生わからないじゃないか!」 ……と、絶望しないでください。
だからこそ、私たちプロは「自分の画面」だけで判断しません。
「他人のデバイス」を借りたり、特定の地域を指定して計測する「専用の解析ツール」を使ったりして、このブラウザ指紋の影響を極限まで排除したデータを分析しています。
Googleの「忖度」は、私たちが思う以上に根深い。
だからこそ、表面上の順位に一喜一憂せず、「Googleが忖度抜きで評価せざるを得ない、本物のコンテンツ」を作るしかないのです。
次回、最終回。 【実録】Googleの「忖度」を剥ぐ!第3弾:デベロッパーツール編。
プロが裏側で何を見ているのか、その「道具箱」を公開します。
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